2003.05.12

1st HIT
神か悪魔か?伝説の巨大魚を追う

*目撃情報をまとめると以下の通りとなる。

・体長は5〜6メートルに達する
・凶暴で悪食、口に入るものはなんでも食べる
 (魚を狙って近付いた鳥に襲い掛かることもあるという)
・強靱なバネを持ち数メートルジャンプすることもある
・色は黒〜こげ茶色、全体の印象はビール瓶に近い
・酒を呑んで酔いつぶれている所を目撃されたこともあるらしい

▲ピラルク
■さて『最大の淡水魚』として一般的に最も知名度の高いのはやはりピラルクだろう。アマゾン流域に棲息する淡水魚で、体長は2〜2.5メートルにも達する。わずか15年程前まではこのピラルクが世界最大の淡水魚であると信じられていたのだが…

■漫画『釣りキチ三平』で一躍脚光を浴びたのは山形県に棲息するというタキタロウである。テレビカメラに撮影されたその魚影は体長2メートル以上、最大で4メートルに達するとの説もありピラルクを大きく上回るサイズとなる。

■さらに北米のアリゲーターガーは3メートル、南米の巨大ナマズピラチンガ(ピライーバ)は最大で4〜5メートル、またヨーロッパオオナマズは全長5メートル・体重300キロ強の固体が捕獲された記録を持つ。他にチョウコウチョウザメ、メコンオオナマズ、ナイルパーチ等の捕獲例があるが、認知されている淡水域の巨大魚はおおよそこのあたりだろうか。

▲オオナマズ
■以上の事を手がかりにして今回目撃されたという謎の巨大魚の正体を探ってみよう。まず体長だけに注目してみても5〜6メートル、先に挙げたどの魚よりも大きい。日本で確認されているのはタキタロウだが目撃証言を信じるなら遠く及ばない。他にやはり幻と呼ばれた魚イトウもいるが、これとて2メートル強程である。全くの新種か?あるいは突然変異的に大きく成長したものか?
▲イトウ
▲ジャウー
■次に「悪食」との情報である。こちらは巨大魚にはよくあることで水辺に棲息するヘビ、イタチ、水鳥のヒナなどが前述の魚達の胃から発見された例は珍しくない。「人食い」の二つ名を持つ南米のナマズジャウー(体長2メートル)などは実際に胃の中に人骨を飲んでいたという。

■他の証言に関しては明らかにバチヘビ(ツチノコ)と混同していると考えられるので検証・探索は矢口高雄氏に任せる事にする。

▲バチヘビ
■目撃者によるスケッチ・1

形状は魚であるが我々の知るどの魚とも似てはいない。ナマズの仲間やガーの一種ではなさそうだ。頭頂部のくびれが気にかかる。

■目撃者によるスケッチ・2

一行を驚かせたのがこのスケッチである。左下に描かれたのはおそらく目撃者自身だろう。となると全長10メートル以上…?胴体の2カ所のくびれ、細長く伸びた胸ビレや背ビレなどおよそ魚類の範疇外の姿である。また口に並んだ鋭い歯はその狂暴性を物語る。

次回、5月4日。探索隊が現地に飛ぶ。
2nd HIT
東京大秘境!巨大生物の潜む湖