2003.05.12

2nd HIT
東京大秘境!巨大生物の潜む湖

 2003年5月4日8時30分。

 我々探索チームはJR山手線大塚駅前に集合した。目指すは多数の目撃証言の発信地、東京都荒川区の奥地にあるという湖である。

▲マタコラン
■現地にたどり着くまでも危険な道程が続く。先ずは駅前のパン屋『リトルマーメイド』にて食料を調達、予想される過酷な探索行に備える。「都電乗るんでしょ。電車の中でパン食べながら行こうよ」。ごはん皇帝の発言は全く名案であり、我々はその意見に従う事にしたのだ。

■8時45分。都電荒川線に乗り込む。ここで早くも我々の目論見がくつがえされる。電車は混んでいたのだ。「ここでパンなんか食ったら迷惑だな…」。空腹に耐えつつ都電に揺られる。まわりを見渡すとそこかしこに現地周辺の地図を手にしている男達がいる。同志…?

▲都電
▲珍獣

■20分後、目的地である秘境の湖付近に到着。ゴールデンウィークの真只中、また天候に恵まれた事もあって秘境とは思えぬ盛況ぶりである。

■湖畔には小さな集落があり、ハンターを相手に食料や装備品等を販売するマーケットが展開されていた。ゲートをくぐる際に160円ほど徴集されたが、秘境の大自然を守るためと快く支払う。さらに再入場も可能との良心的な配慮も嬉しかった。マーケットには秘境ならではの珍獣が我々を出迎えてくれ、いやが上にも意気は昂揚する。

▲ゲート
■遂に目撃現場に到着。付近の様子を観察していると現地住民らしき老人があらわれ、無言で自作のロッドと特製の練餌を手渡してくれた。言葉は通じないがどうやら我々の目的は察してくれているようである。心遣いに感謝し、彼には120円支払った。

■巨大魚の正体はいまだ不明ではあるが、ともかく釣り上げてやれば話も早い。午前9時30分。いよいよ巨大魚との格闘の幕開けである。

▲炎天下、ファイト開始
▲エビ
■現地住民の話によると湖は3つに別れているのだという。一つは子供連れの観光客なども気軽に訪れ、家族で釣りを楽しむ事もできるというごく普通のエリア。そしてプロのへら師たちが特殊装備を駆使して腕を競うヘラブナ域。最後に、我々のような危険をかえりみずロマンを追い求める者が集う場所、この巨大魚の住むエリアである。

■ヘラブナ釣りにも興味は湧くが、今回の目的は巨大魚である。先ほど大塚駅で購入していたパンをここで食べつつ、仕掛けをセットしアタリを待つ。

▲ごはん皇帝
■開始から1時間程。早くもエビの仕掛けに反応が。「これはッ・・・大きい、大きいですよッ・・・!」言葉と裏腹にエビは軽々と竿を上げ、獲物をこちらに向けた。小物である。

■釣り上げると同時に、我々の様子を見守っていた先程の現地人が真っ赤な顔をしてすっ飛んできた。早口で何ごとか話しているのだが内容はわからない・・・通訳スタッフを同伴するべきだったか。そうこうするうちにエビの釣り上げた魚は彼に没収されてしまった。理由は依然不明のままだが、何かこの土地の禁忌に触れてしまったのだろうか。

次回、探索班の前に姿をあらわした巨大魚。
3rd HIT
驚愕!遂に現われた秘境の帝王