■第二回 藤田(仮)さん(友達のおばあちゃん)

三船「
あ、すみません、えっと
藤田「 はい、こんにちは
三船「 こんにちは。なんかもう。すみませんほんと
藤田「 なんの。良かですが。こらテレビに出るとでっしょ
三船「 ああ。もうほんとすみません。テレビじゃないんですよ
藤田「 お昼の。あの、タモリの
三船「 いや、僕タモリじゃないんです
藤田「 そら知っとりますばってん。「テレビの仕事ばしよらすけん、手伝ぅてやって下さい」てち言われたけん
三船「 あー。うーん。えー。テレビじゃないんですよ。えーとですね、パソコンで、僕のホームページがあってですね、あーホームページとかインターネットってわかりますか
藤田「 わからんです
三船「 どこからどう説明したらいいんでしょうか。パソコンで、うーん…僕個人のテレビ局を持ってるようなものなんですよ。僕がひとりでテレビ局を運営しているようなもので。僕が番組を考えて、僕や僕の友達が出演して、僕の知り合いが観てる、という感じの、すごく個人的な。観てる人ってそんなにいないんですけど
藤田「 はぁー
三船「 どうでしょうコレ。説明出来ているのかなあ
藤田「 そんテレビな熊本でん見らるるとですか。何曜日に出よらすとですかね?
三船「 んー、すみません、テレビじゃ見られないんです
藤田「 すんまっせん。ばあちゃんなわからんですけん
三船「 や。いや。ほんとすみません。別に難しく考えていただかなくていいですから
藤田「 たいがな大変なお仕事ばしよらすとでっしょね
三船「 いやー。実はこれ、仕事でもなんでもなくて
藤田「 はぁー
三船「 えーと
藤田「
三船「
藤田「 わたしんごてばあちゃんと話したっちゃ面白くなかでっしょもん、すんまっせん
三船「 いやいやいや。全然。そんな。えーと
藤田「 三船さんな正月は帰んなはっとですか
三船「 いやー。なんだかんだとやることもあって帰れないんです
藤田「 結婚なまだしとらっさんかった(結婚はまだされてなかった)ですかね
三船「 ええ。独身です
藤田「 彼女はおらすとでっしょ
三船「 やー。みなさん同じこと聞かれます。いないんですよ残念ながら
藤田「 もう幾つにならしたですか
三船「 フーさん(*藤田さんの孫)と同い年です
藤田「 はぁー
三船「 はは。えーと。もういい年です
藤田「 ほんなこて彼女さんなおらっさんとですか。おらすとでしょ(本当に彼女はいないんですか。いるんでしょ)?
三船「 いやーほんとにいないんですよう
藤田「 テレビに出よらすとならモテらすどぉて(モテるでしょうに)
三船「 うん、あの、テレビには出てないです。ごめんなさい
藤田「 はぁー
三船「 あの、今日、テレビに出るって思って楽しみにしてらっしゃったんでは
藤田「 テレビが好きですけん。テレビばかし見よりますけん
三船「 好きなタレントさんとかいますか。「冬ソナ」とか見ました?
藤田「 冬そなちゃなんか知らんです
三船「 「冬のソナタ」って、韓国の。ヨン様とか
藤田「 ヨン様は知っとるです。あのこは好きじゃなかー
三船「 あーそうなんだ。じゃ好きなのは?
藤田「 SMAP
三船「 うわーSMAP好きなんですね
藤田「 可愛かですよ
三船「 SMAPの中では?
藤田「 わたしはキムタクが好きですフフフフフ
三船「 さすがキムタク。幅広い世代にアピールするなあ
藤田「 キムタクに会わすごたるこつななかですか(会うような機会はないですか)
三船「 いやー…残念ながら無いですねえ。別のメンバーとは近所でよく会いますけど
藤田「 キムタクが良かですねえ
三船「 ははは。キムタク一筋なんですね。…あ、えーと時間大丈夫ですか
藤田「 今かい病院に行かにゃならんですけん
三船「 はい。いやそう聞いていたので。ではそろそろ。あーそうだ。次の方を紹介していただきたかったんですけど
藤田「 タモリさんのごたるとでっしょ
三船「 えーと。はい。まあ。そうです
藤田「 今かい行く病院の先生な話の面白かですよー。まだ若か先生ですばってん丁寧で良か先生ですよー
三船「 あーいいですねえ。その先生に繋いでいただこうかなあ
藤田「 わたしんごてばあちゃんで良かったですか
三船「 いえいえいえ。面白かったです
藤田「 お仕事がんばってくだはりなっせねえ
三船「 ありがとうございます。もしキムタクに会うことがあったらサインでも貰ってきます
藤田「 フフフフフフフ
三船「 別のメンバーとは、ほんとに近所で会うんですけれど。ゴローちゃんのサインとかいらないですか?
藤田「 ゴローちゃんちゃあ知らんですが
三船「 あれ。いや。SMAPのメンバーなんですけど
藤田「 わたしはキムタクが好きですけんフフフフフフ
収録・2004年12月

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