2004.07.27

■7月18日(日曜日)

 携帯に、エビからメールだ。

> エビです。起きてますか?私はフロントにいます!(6:12)

> エビです。起きてますか?私はフロントにいます!(6:32)

> エビです。起きてますか?私はやっぱり部屋にいます!(6:33)

 ああ。やべえ。寝過ごした。頭いてえ。もう少し寝てえ。というわけにもいかないのでとりあえずエビに電話。「おはよう」「…おはようございます」「えと。あの。すみません。シャワーだけ浴びていい?」「…どうぞ」「皇帝は?」「知りません」「寝てるのかな。おれ起こすわ。30分で準備するから部屋で待機しててくれる?」慌ただしく荷物を片づけながら皇帝に電話するが出ない。仕方がないのでひとまずシャワーを浴びてさっぱり。着替えて皇帝に電話。出ない。電話。出ない。電話。出ない。うーん。仕方がないので荷物をまとめてエビの部屋に移動。

 エビはNHKの英会話を真剣に見ていた。もう一度ごめんと言ってからおれも一緒に「杏さゆりいいねえー」とか言いながらテレビ見た。

▲『リサ』の屋根で信玄餅を食べるエビ

 一人だけ早起きしたエビにはお詫びとして信玄餅をプレゼントした。結局2時間ほど出発が遅れてしまったので、朝飯など抜いたまま釣場へとリサを走らせる。精進湖、一ケ所目のポイントでは全く魚の気配がなく、早々に見切りをつけて移動。二ケ所目でも小一時間ほどキャストするが、誰の竿にも反応がない。周りを見渡しても釣り上げているひとはいない…。「今日はこの辺り、ちょっと渋い感じだねえ」「動くか?」

▲精進湖にて・富士山をバックに

 しばらくぐるぐると河口湖など近辺を巡ってみるが、いまひとつピンとこない。「どうする?思いきって…芦ノ湖あたりまで下ってみるか」「そうだねえ。今から移動すれば…3時頃には芦ノ湖に着けるよ」

▲絶景を見下ろしつつ何故か不機嫌な表情のエビ

 そうと決まれば行動は迅速。早速竿をたたんでリサに乗り込む。途中、山道が続いたこともあってフツカヨイのおれはダウン気味ではあったが、どうにか午後3時、予定通りに芦ノ湖に到着。

 今日はここで暗くなるまで竿を振ろう。

▲芦ノ湖遊覧船と釣券の販売機

 遊覧船の桟橋付近をうろうろとしながらキャストをくり返すが、相変わらず誰の竿にもアタリは来ない。天気が良すぎたことも悪い方に転がったのだろうか?周りのバサー達も空しくキャストをくり返している。渋い。

▲ルアーを変更するエビを色んな角度から

 何が悲しいって、釣行記なのに釣っているシーンのテキストが盛り上がらないのである。釣れないから。釣れないことには何も書きようがないのである。ルアー投げました。なんか引っ掛かりました。ライン切れました。なんか延々とそんな感じだろう。

 それでもポイントを変え、ルアーを変え、ねばるおれと皇帝。

 そして少し飽きてきたエビ。

▲無情にも陽は沈む
 投げたルアーがどこに飛んだか見えなくなるくらい暗くなってしまったので、本日の釣果はゼロのまま納竿。悔しいが仕方がない。

 今晩の宿は、おれと皇帝がしつこくキャストしている間にエビが予約おさえてきた三島のホテル。芦ノ湖は夜釣り禁止区域だし、陽が落ちてしまえばここでやれることもないので早々に退散することに。残念。

■7月18日(日曜日)深夜〜

 酒を飲まずに、寝た。